【第1弾】紫のハードラー紫村仁美 パリ五輪への道

飲む応援「SSB DREAM PROJECT」2022年4・5・6月活動報告

佐賀・福岡・福島・静岡・アメリカに ”縁 ”があり、姓に”紫(ゆかり)”をもち、たくさんの 人との”ご縁”の中で陸上競技をしている、リタジャパン株式会社所属”紫”のハードラー紫村仁美が、2024年パリ五輪出場を目指し、笑顔・勇気・感動をお届けします。

●4月9日 西部選手権(静岡県)
アメリカから帰国後、隔離期間等を経て、練習の一環として出場した、西部選手権。女子200mに出場し、向かい風 2.1mという悪条件の中シーズンベストの24秒58で優勝しました。初めての静岡での大会かつ、新しいユニフォームを着てのレースはとてもワクワクしました。
アメリカでのトレーニングが身になっていると実感できるレースでもあり、まずまずのシーズンインとなりました!

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西部選手権

●4月29日 GP織田幹雄記念陸上(広島県)
エディオンスタジアムで行われた帰国後初の公式戦。女子100mHに出場し13秒41で4位でした。
国内での大きな試合でもあるこの試合では、いい記録を狙っていましたが、アメリカでのトレーニングの成果を十分に発揮できず、記録、順位ともに満足できるものではありませんでした。しかし、レース感覚を掴むことができたことは、大きな収穫でした。
※GP:グランプリ

●5月1日 GP木南道隆記念陸上(大阪府)

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織田記念から1日明けてレースという、タイトスケジュールで行われた木南記念。日本人トップの13秒23のシーズンベストで2位でした。連戦で疲労もありましたがコンディションを整え、しっかりとタイムを縮められたので良かったです。 目標としては13秒1台を狙っていたため、達成できなかったことは悔しかったですが、スタートから5台はスピードに乗って走ることができました 。

記事を月刊陸上オンラインに載せて頂きました!!
100mmH13、17年世界陸上代表の紫村仁美が日本人トップ!米国で練習、棒高跳の笹瀬弘樹と結婚も明かす/木南記念 | 月陸 Online|月刊陸上競技

●5月8日 セイコーゴールデングランプリ(東京都)

織田記念、木南記念の結果により、セイコーGGPに招待されました。これはワールドランキングを上げるためのポイントを獲得できるレースであり、タイムと共に順位も大切なレースです。さらに現世界記録保持者のケニー・ハリソンが出場するということでレベルの高いレースが出来る良い機会でした。結果は、13秒31の6位。身体は動いていましたが、接地が長く、踏み切り位置がハードルに近くなってしまったので、後半は特にブレーキをかけた走りになってしまいました。タイム、順位ともにまだまだでしたが、課題が明確となり、次につながるレースでした。また、嬉野市長や野口社長をはじめ、リタジャパンの社員の方々が応援に駆けつけてくれました!!大変力になりました!

●5月14日 中部実業団陸上(岐阜県)
岐阜メモリアルセンターで中部実業団が行われ、女子 200mに出場しました。記録は23秒83で2位フィニッシュして自分でもびっくり。10年ぶりに自己記録を更新することができました。ずっと23秒台で走りたいと思っていましたが、まさかここで出るとは思いませんでした。 いくつになっても自己記録更新とは嬉しいものですが、 この歳で自己ベストはとてつもなく嬉しいものです!4月にも200mのレースに出ていましたが、200mはハードルにおいて、リズムを最後まで続けるという似た要素があるので、ここで自己記録が出たことは大きな自信となりました。

表彰台

●6月10~11日 日本陸上競技選手権大会(大阪府)

ヤンマースタジアム長居にて国内最大の日本選手権が行われ ました。心も身体も準備万端。予選13秒10、準決勝13秒09(シーズンベスト。翌日行われた決勝は、レース前のアップ中に左足のハムストリングスを肉離れ((Ⅱ度)してしまい、欠場となりました。予選・準決勝と調子が良く、身体も動いていたため、欠場という結果はとても残念 でした 。しかし、レース毎にタイムも動きも向上させることができ、力が付いていることは証明できました 。また、13秒0台で走るのは2017年以来5年振りのことで、自信になるタイムでもありまし た。しかし、12秒84まではあと0.25秒あるので、更なる技術の向上に磨きをかけていきます。今後は、9月の全日本実業団他、10月のGPレースに向けてトレーニングを継続していきます。

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