[第17弾]紫のハードラー紫村仁美 パリ五輪への道

「飲む応援 DREAM PROJECT」2023年10月活動報告

佐賀・福岡・福島・静岡・アメリカに ”縁 ”があり、姓に”紫(ゆかり)”をもち、たくさんの人との”ご縁”の中で陸上競技をしている、リタジャパン株式会社所属”紫”のハードラー紫村仁美が、2024年パリ五輪出場を目指し、笑顔・勇気・感動をお届けします!

●鹿児島国体 i n 鹿児島
10月13日~17日に白波スタジアムにて、鹿児島国体が開催されました。 今回は成年少年女子4×100mリレーに静岡県代表として出場しました。 桜島が噴火し、火山灰の影響でテントは灰をかぶり、競技場も灰でザラザラしていました。桜島の洗礼を受けながら、レースの準備を進めました。今となれば珍しい経験でした。

リレーでは、バトンパスがスムーズにいくことが重要となります。しかし、リレーメンバーが顔を合わせるのは国体が初めてだったので、レース当日の練習で合わせました。前走者のリズムやスピード感を見ながら、どのタイミングでどんな出方をするかをコーチと話し合いながら行ったことで、試合モードにスイッチが入りました。


予選は初めて4人でスタートからゴールまでバトンを繋ぐため、とにかく最後まで安全にゴールすることを目指します。途中のバトンパス区間で、ヒヤッとする部分がありましたが、46秒55の3着で準決勝へつなぐことが出来ました。バトンミスはあったものの、バトンパス次第でタイムを縮めることができるのでとても前向きな雰囲気でした。
次の日、準決勝のアップでは最後のバトンパスを確認し、どの区間も予選よりは良くなっていました。 自分自身の走りも良く、チーム全体盛り上がりながらスタート地点へ向かいました。レースでは予選よりもバトンパスがスムーズに繋がり、およそ0.6秒縮まり45秒91の4着でした。しかし、全体の10位で残念ながら決勝に進むことが出来ませんでした。とても悔しい結果でしたが、それぞれが十分に力を発揮した結果だと思います。

来年は名前が変更されて初めての「国民スポーツ祭(通称:国スポ)」が地元佐賀で開催されるので、また選手に選んでいただけるように頑張ります。  
これにて今シーズンは終了となります。なかなか思うような結果が出ず、悔しい1年でしたが、身体の使い方やトレーニングを見直すことができたシーズンだったので、来年に向けてしっかりと活かしていきたいと思います。

たくさんの応援ありがとうございました!

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