RET®INTERVIEW Vol.05 岩橋佳宏 さん

岩橋佳宏さん
(保育士/前Jリーグクラブ マネージャー)
1)ご自身の紹介とRET®と出会った経緯を教えてください
私は大学卒業後、一般企業に就職しておりましたが、もともと大学生時代にアルバイトとして働いていた学童クラブからお声かけいただき、学童クラブ職員として8年間勤めておりました。
その後、たまたまつながりのあった友人からの紹介で、私自身の夢でもありましたプロサッカーチームで働くということが実現し、J1リーグのサガン鳥栖で4年間、分析スタッフやマネージャー(副務)の仕事に従事してきました。私はこれまでの仕事の中で、子どもに関わり、たくさんの子どもたちに良い影響を与えたい、世の中の子どもたちのために働きたいという思い、そして、人とのつながりやご縁を大切にしたいという思いを持って生きてきました。

そんな中で出会ったのがリタジャパン株式会社です。私の大切な仲間たちからのご紹介で、子どもたちの未来のために、子どもたちの笑顔のために、子どもたちを囲む周りの人たちみんなの笑顔のために仕事ができると確信して入社することを決めました。私自身保育士の資格があり、RET®︎の人工芝が幼稚園さんや保育園さんに広まっているという縁もあり、入社後すぐにRET®︎(九州エリア)を担当することになりました。

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Q2)ご自身にとってRET® の魅力とは何でしょうか?
まずは、RET®︎の設置現場で実際に子どもたちと触れ合えることです。単純に子どもが好きなので、私にとっては子どもたちとの触れ合いは癒しです。(もちろんコロナ禍でもありますし、設置工事中ですので直接遊んだり、ということはありません)

私自身、正直最初は人工芝に対して、なぜ人工芝?と頭にはてなマークがついていました。土の園庭でも遊べるし、泥まみれになって遊ぶのも子どもの仕事だ!と考えていました。しかし、今年の1月に幼稚園の園庭での設置工事を体験し、その考えは大きく変わりました。
子どもたちは日に日に緑色に変わっていく園庭に、わくわくドキドキ感を感じているのです。声をかけてくれたお子さんがいたのですが、いつからこの園庭で遊べるの?と聞いてくれたり、緑だ!すごい!といった楽しみにしている生の反応が伝わって来て、子どもたちは本当に楽しみにしているんだなと感じました。緑の絨毯を見る子どもたちの目が、本当にわくわくしているのが伝わってきて、これはすごい!と感動したのを思い出します。

園庭一面に広がった緑の絨毯の上ででんぐり返しをしたり、先生たちと座りながらおしゃべりしたり、寝そべってみたり。子どもたち自身で新たな遊びを発見したり、既存の遊びを人工芝の上で発展させることができます。
この緑の環境があるだけで、子どもたちがわくわくしているのです。これこそがRET®︎の人工芝の魅力なのではないのでしょうか。このRET®︎を通じて、自分が小さいころに抱いていた感情を思い出した気がします。
サッカーするとき、今日の試合は人工芝でできる、とわかった瞬間の、なぜかよくわからないけどわくわくドキドキする感じ、あの身体の中からくる嬉しい気持ち、そんな自然な感情を子どもたちにも味わってほしいなと思います。環境にも子どもたちの未来にも配慮したRET®︎の人工芝だからこそ、自信を持って園様にもご提案できるのだと思います。

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Q3)ご自身の今後の展望をお聞かせ下さい。
私が東京の区内にある学童クラブで働いていたときです。私がいた施設は校内にはなく単独で建物があるクラブでした。道路を挟んで少し大きめの公園があり、いつもその公園で子どもたちを遊ばせてもらっていました。しかし、砂埃がひどく子どもたちが遊ぶとどうしても砂埃が舞ってしまうところが難点でした。そして、砂埃をどうにかしてほしいという近隣の方からのご意見をいただいてしまいました。そのとき取った対策が、子どもたちが公園に出る30分くらい前に、職員が先に出て散水すること。それでも、最初は砂埃が落ち着いても時間が経てば地面は乾いてしまい砂埃が舞ってしまう。そこで職員がまた水を撒く。公園で子どもが遊んでいるときは小さなお子さんも遊んでいることも多く、その状況で散水に手を取られてしまい、日々の保育がとても難しい状況になっていました。
本来ならば子どもと楽しく遊んで、素敵な時間を共有する場の公園で、それを実現するのがとても難しかった。また、公園が取ってくれた対策は以前より少し荒い砂を敷くことでしたが、子どもが転ぶと深めの擦り傷ができてしまうのも問題になっていました。当時の子どもたちには、何も心配なく、のびのび遊べる環境を提供できなかったのが本当に申し訳ない気持ちが今でもあります。
現在もこうした問題を抱える園や公園は多いと思います。まだ、人工芝に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。泥んこ遊びや水たまり遊びだって本当に素敵な遊びですし、子どもたちにとっても必要な経験です。
ただ、ここでお伝えしたいのは土の園庭が良くないから人工芝の園庭にしましょう、といことではありません。園様ごとに砂場を残したり、土部分を残したりと子どもの環境作りを工夫されていて、人工芝と土遊びの共存を実現されています。

このような背景から、子どもたちにとって、多くの制約がなくとものびのびと楽しく遊べる環境を広めていき、自然と、ここで遊びたい!と思ってもらえるような環境作りができたらいいなと思っています。ただ単純に、子どもたちが心からわくわくしている様子を、子どもたちがのびのびと遊んでいる様子を皆さんにも感じて欲しいのです。

子どもたちの未来のために、子どもたちの笑顔のために、子どもたちを囲む先生方や保護者様など周りの人たちみんなの笑顔のために仕事をしていきたいです。

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■ 岩橋さんよりメッセージ
佐賀県の大町町には、リタジャパン株式会社運営のCAFÉ ON THE GRASSがあり、カフェの敷地内には人工芝エリアが併設されています。人工芝エリアには遊具も設置されていて、子どもから大人まで楽しく遊べる空間がそこにはあります。そこで私は、カフェ業務や各種イベント業務にも携わっており、子どもたちと実際に遊んだりしています。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ遊びにいらしてください^_^

リタジャパン株式会社
人工芝RET® 九州エリア担当
岩橋佳宏


プロフィール:岩橋 佳宏(いわはし よしひろ)
リタジャパン株式会社 人工芝(RET® )九州エリア担当。
保育士の資格があり異色の経歴の持ち主。
Jリーグクラブサガン鳥栖で2018~2020年までの3シーズンを分析スタッフ、2021年シーズンはマネージャー(副務)として勤め、2022年2月よりリタジャパン株式会社に入社し、人工芝(RET®)九州エリアを担当。九州エリアを中心に全国各地の幼稚園・保育園、サッカースタジアムなどに人工芝RET® (RITA Ecology Turf)を設置していく。 また、佐賀県の大町町にあるリタジャパン株式会社運営のCAFÉ ON THE GRASSにてカフェ業務や各種イベント業務にも携わっている。

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